今日も天気に恵まれた。5月も間近。

昨日の観光日から気持ちをリセットし、お遍路道を歩く。

31番札所、竹林寺。

竹林というだけあって、竹林に囲まれたお寺だろうか。

道標に従い歩く。

竹林が見えた。名前通りのお寺なのかと思ったのもつかの間。

ここで合っているのか？という道に出る。

柵をくぐり、なぜか植物園に入る。

矢印があったので、道は合っているようだ。

様々な草花が植えられている。

手入れが行き届いた植物園。無料で入って良かったのだろうか？

道標の通りに道を進む。迷いそうなのでgoogle先生にも頼る。

お寺っぽい雰囲気が漂ってきた。

竹林寺に到着。看板がなければ辿り着かない道だった。

無事に着いて良かった。

おお。綺麗な五重塔。

周りの緑も相まって、とても美しい情景だった。

写真を撮っていると外国人に声をかけられる。

自慢じゃないが英語は全く話せない。

だが、ゆっくり日本語を話すことはできる。

なぜか外国人に声をかけられることは多い私だが、ゆっくり日本語でいつも対応している。

この対応でも、少し日本語が分かる外人だとジェスチャーで伝わるのだが、残念ながらこの日の方は日本語が通じず、私も英語のヒアリングができないので会話にならず、ごめんなさいと分かれた。本当に学が無くてごめんなさい。

参拝を終え、次の札所に向かう。

これまた道脇の珍しいお遍路道を行く。

わんこが日向ぼっこ↓そんな道の真ん中にいると危ないよ。

と心配不要な車通りの無さ。平和だ。

お遍路道は川を渡り、

田んぼを歩き、

民家横を歩き、

トンネルを歩き、

突然、道が開けた。今日はgoogle mapが無いと迷いそうな道が多い。

「お疲れさまでした」の看板。ほっこりする。

10時前に禅師峰寺に到着。

不動明王像が祀られている立派なお寺だ。

展望台のような場所。ベンチがあるので、風景を眺めながら一休みする。

次に向かう場所を地図と確認。

はあ、あそこまで歩くのね。

今日は海を渡りまっす。

海沿いに向かうほど、津波看板が増える。

↓避難のための建物も建っている。震災の教訓が活きているのはとても有り難い。

昔ながらの民家を抜け、

しばらく歩くと海を渡るための渡船乗り場に到着した。

運航時間は6：40～20：10。

出航時間までしばし待つ。

渡船と聞いたので、手漕ぎの時代劇のようなものを想像していた。

実際は車やバイクも乗れる渡船だった。

↓乗り場はこんな感じ。時間前になると地元の方が次々と乗り込んでくる。

出発！

海を渡るぜよ。

お遍路道を歩くのとは違って、海の上。

テンションが上がる。

数分で向こう岸へ着いてしまった。

もっと乗っていたかった、残念。

船を降りて、33番札所雪蹊寺へ向かう。

15分ほど歩いて、雪蹊寺に到着した。

お遍路さんが数人いるが顔見知りはいなかった。

昨日観光したもんな。今までの顔見知りの方々とは1日遅れてのお遍路だ。

本日最後の種間寺に向かう。

平坦なのだが、次の札所までが長く感じる。

足よもってくれ。

14時半頃にようやく34番札所に到着した。

すぐとなりに大きな駐車場とお土産屋がある。

一休みできるような場所がなく、参拝を終える。

お土産屋のアイスが買いたくなるほど暑い。

たまらず、冷たい飲み物を買う。

レトロな看板に心惹かれて写真をパシャリ。

生姜ドリンク美味しそう。

まだまだ、宿までが長い。

日陰が欲しい。

お店が多くなり、街並みが。

ようやく宿のビジネスイン土佐に到着した。

思ったより古いビジネスホテルだった。

この日は32kmの距離を歩いたようだ。

久しぶりの30km超え。

疲れるはずだ。

まだまだ、40km歩く玄人さんにはなれない。

ホテルに着いたが、素泊まりなので近くのコンビニまで歩いて夕食を買った。

昨日のホテルに比べると、アメニティーが充実していないので残念。

寝れればいいのだが、ホテル泊まりが続いたので、お遍路さんと話せる民宿が少し恋しい今日このごろ。

明日のために早めに就寝した。