2015.05.22
43日目 たくさんのお接待に感謝
- 2015年5月22日 43日目 晴れ
- 参拝札所
- 76番(金倉寺)→77番(道隆寺)→78番(郷照寺)→79番(天皇寺)→80番(国分寺)
- 歩数
- 53,561歩
- 距離
- 35.08km
- 宿泊
- せと国民旅館
この日の5:30からお勤め開始。
朝早い。。眠くて目が閉じてしまう。
お勤めは団体客が多く、広間の場所に正座し、和尚様がお経を唱える。迫力のあるお経に徐々に目が覚める。
お勤めが終わると、何とも言えない爽快感。
よし、今日も頑張ります。
境内を出ると、商店街の通り。
↑ん?お、おっぱい?
後で調べたら、これは「おっぱい絵馬」というらしい。
ここに祀られている赤門七佛薬師様は「乳薬師」とも呼ばれ、母乳の出が良くなるとのこと。
エロい目で見てごめんなさい。母乳祈願や安産祈願、婦人病予防や治癒を願う、由緒正しき素晴らしい場所でした。
薄暗かった通りに朝日が出てきた。
朝早く人通りは少ない。
今日も札所が多い。宿を出て1時間ほど。金倉寺に到着した。
お遍路さんが数人いるだけで、とても静か。
↓こんな音声ガイダンスがあったけれど、静かすぎてやめました。
参拝を終え、御朱印をいただきます。
金倉寺を出る。電柱にお遍路案内が多く歩きお遍路さんに優しい町だった。
今日は晴れているけれど、昨日より涼しく歩きやすい。
車通りの無い田圃道でゆっくり歩けた。
本日2つ目の札所、道隆寺に到着。お遍路さんがいて嬉しい。
ここもまだ、人が少ない。
こじんまりとしているけれど、良いお寺。
参拝を終えて、次にまいります。
道隆寺を出て暫く行くと、すっかり町並みが変わる。
ビルが多くて都会的。
その理由が分かった。
なるほど、ここは城下町か。
遠くに見えて、城好きの私はついつい寄り道してしまいました。
しっかりとした石垣。坂を登っていくと、見えました。
丸亀城。
石垣が美しい。
青空に城壁が映えます。
坂を登ると、見える城下町。とても景色がいい。
入場券を買って、天守閣へ。
中は、博物館っぽくしてなくて、お城のままを残している。いい雰囲気。あー、やっぱ良いですね。お城。
階段を登って上へ行く。
天守閣から見た風景は、また格別でした。天気が良くて遠くまで見渡せる絶景だ。
もう少し、ゆっくりしたかったけれど、今日は歩く距離も、行く札所も多いのだと思い出し、足早に丸亀城を後にする。
お城を出てすぐ、うきうきで歩いていると、くず餅を売る的屋のお兄さんと目が合う。
呼ばれていくと、なんとくず餅頂きました!
え、いいんですか?!
くず餅大好きです。ちょうどお昼時。美味しく頂きました。ごちそうさまです。
この日は、お接待をいただくことが多く、くず餅以外にも、みかんとカロリーメイト。
クッキーなど、豪華なものを頂き、恐縮しました。
本当に有り難いです。ごちそうさまです。
さて、寄り道を終えて、札所に向かいます。
町の中、日差しが強くてお昼を過ぎるとやはり暑い。
ビルが減って、民家が増えてきた。
13時、郷照寺に到着。
「釣り鐘と龍神さま」の伝説があるとのこと。
鐘を鳴らしてみた。ゴーンと音が鳴り響く。
境内にはお遍路さんが数人いた。お経を唱えて参拝する。
観音様の下に地下へ続く道があった。「ご自由に」とあるので、さっそく中へ。
お、おお。圧巻。中には無数の観音像が並べてある。
地下という薄暗い空気と相まって、厳かで迫力があった。
地下を出て地上へ。
ここのお寺はお庭も綺麗だった。
日本庭園が美しい。
参拝を終えて、御朱印をいただく。
次の札所に向かいます。
↓お遍路道は、こんな公園を突っ切ることもある。
商店街もお遍路道。こんな道、車お遍路じゃ味わえない。歩きお遍路だからこそ面白いと思う。
↓「天王城跡」だと?ぐっ…気になるけれど、今日は丸亀城に行ったので、寄り道せずに先へいきます。
1時間もせず、天皇寺に到着。大きな岩が迎えてくれました。
ここにはお寺だけれど、入り口に赤い鳥居。
参拝を終える。79番、もうすぐ80番か。
次の札所は少し遠い。
スピードをあげて、頑張って歩く。
途中、線路で違和感を感じる。この違和感は、夕食で分かることに。
早足で行くけれど、まだまだ遠い。次第に町並みが変わり、緑の多い場所へゆく。
休憩所。休みたいけれど、時間が無いので、飲み物だけ補充して先へ進む。
16時を過ぎた。札所が閉まるのは17時、参拝に15分。間に合うか?
16時40分。80番札所の国分寺に到着した。
よかった、間に合った。
納経所も閉まるので、早口でお経を唱える。
ギリギリ、御朱印をいただくことが出来た。
分かってます。きっと寄り道をしたせいだ。今後気をつけよう。
慌てて参拝したので、御朱印をいただいた後にゆっくり境内をまわる。
広くて、周りは木々が多くて、良いお寺でした。
今日の宿は、ここからまた少し歩いた場所。
お宿は、道から奥まっていた民家のような建物で、場所が分からず迷った。
ようやく宿に着くと、ご主人が迎えてくれた。
建物は大きく部屋数もあったが、今日の宿泊は私だけだった。
食事は、とんかつも、焼き魚もありボリューム満点でした。
お客が私だけなので、食事をしながらご主人と談笑する。
怖いものが苦手なのに、昨日線路に入って亡くなったおばあさんの話題が出て、「今日通ったところでは。。。」と背筋がヒヤッとした。
「呼ばれっちゃったのかねぇ」と和やかな口調で話すご主人。
あの線路を通った時の違和感は、まさか、、、。
客が一人で宿が静かだったので、部屋に戻っても怖い。
この日は深く布団をかぶって就寝した。
本日の宿
せと国民旅館 | |||
オススメ度 | ★★★☆☆ | ||
料金 | 夕食のみ 5,100円 | ||
部屋の広さ | 和室6畳 | ||
浴衣 | 〇 | 部屋鍵 | 〇 |
洗濯機(乾燥機を合わせて300円) | 〇 | 乾燥機 | 〇 |
洗濯洗剤 | 〇 | ドライヤー | ○ |
テレビ | 〇 | ハンドタオル(貸出) | 〇 |
バスタオル(貸出) | ○ | 石鹸orボディーソープ | 〇 |
シャンプー | 〇 | リンス | ✕ |
その他 | 女性用トイレ1つ(洋式)。 |
本日の出費
- 宿泊費(夕食のみ)
- 5,100円
- ペットボトル
- 100円
- 洗濯・乾燥機
- 300円
- ローソク(買い足し)
- 85円
- 薬局
- 4,136円
- 丸亀城入城料
- 200円
- 計 9,921円