2015.04.22
13日目 キツイ坂道を上って神峯寺へ
- 2015年4月22日 13日目 晴れ
- 参拝札所
- 27番(神峯寺)
- 歩数
- 39,005歩
- 距離
- 25.27km
- 宿泊
- 清月旅館
澄み切った青空。
今日は朝から良い天気。
道の駅などお店があるが、この時間はもちろん開いていない。
海岸沿いからやや離れ、ほのかに海風を感じるような町並み。
田畑や民家が多くなり、神峯寺の標識が見えた。
3.2km。あと1時間位か?と思っていた。
が、しかし。
ここからが長ーい上り坂。
お遍路道は急な山道に案内される。
道路脇からお遍路道への案内看板が何度もある。
もちろん道路をそのまま行ってもいいのだが、お遍路道は敢えて山道に入る。
はじめはお遍路道に入って歩いたが、数回目で妥協。
山道キツイ。道路の方が歩きやすいので、看板をいくつか通り越して歩く。
途中、那覇のおじちゃんTさんに再会する。
Tさんはこの坂を下った先に宿を取っており、荷物を宿に置いて来たらしく、とても身軽だった。
後ろをクルリと振り向いて「宿に置いてきた」と背中を見せるTさんはとてもキュートで胸を打たれた。(年下なのにすみません。でも可愛かった!)
また会えると思ったTさんだが、この日を最後にお会いすることはなかった。
足が悪いと言っていたが、無事結願できたのだろうか。
↑駐車場からも斜面だということがお分かりいただけるだろうか。
3.2kmの距離を1時間半もかかってなんとか上り、ようやく寺院が見えた。
頑張って上っただけあり、神峯寺はとても立派な寺院だった。
建物に歴史を感じる。
↓跡足仏という珍しいモノもある。
境内の風景。
敷地が広い。眺めが良い。
階段を降りている途中で、女性の方にお接待でストロベリーのアメを頂いた。
糖分が嬉しい。
参拝を終え、緩やかな坂道を下ってゆく。
今日もお昼を食べることができず、カロリーメイトでお昼ご飯。
ちゃんとした昼食が取れたのはいつだったか。。。
民家が見えてきた。
安田町のキャラクターだろうか?↓
ナマズのような、ほっこり癒やされる。
平坦な通りに出る。14時。今日の宿はまだまだ遠い。
再び海岸線に来た。
景色が良い。天気が良く風も穏やかなので南国気分を味わう。
オーシャンビューの場所に休憩所があり、一休みする。
この先、長い橋を渡る。
景色が変わりすっかり町並みに。トラックの通りが多くなる。脇道をひたすら行く。
今日は少し早めに、宿に到着した。距離は25kmほどあったのに、良いスピードだ。
この宿は、昨日の予約で断られ続け、なんとか取れた宿。口コミが無かったので不安だったが、部屋に洗面台があるのは有り難い。
お風呂も共用の少し広めのお風呂か、個別のユニットバスを選べる。
亭主はスペイン人で、食事は和洋折衷で良かった。
そしてまたまたAさんと同じ宿で、廊下で挨拶する。
食事も隣の席になり、1対1で初めてお話した。
顔を何度か合わせたが、初めて自己紹介。お名前をちゃんとお聞きする。
Aさんはなんと2回目のお遍路で、1回目はうるう年に逆打ちをしたらしい。
大先輩だった。
確かに、言われてみれば笠も被らず、身軽な軽装で歩きも速く手慣れた感じだ。
年はとても若くみえるのだが2つ年上。
初めて、同世代の女性と話しながら夕食をし、楽しく一日を終えた。
本日の宿
清月旅館 | |||
オススメ度 | ★★★★★ | ||
料金 | 夕食のみ 6,000円 | ||
部屋の広さ | 和室6畳 | ||
浴衣 | 〇 | 部屋鍵 | 〇 |
洗濯機(無料) | 〇 | 乾燥機 | ✕ |
洗濯洗剤 | 〇 | ドライヤー | ○ |
テレビ | 〇 | ハンドタオル | 〇 |
バスタオル | ○ | 石鹸orボディーソープ | 〇 |
シャンプー | 〇 | リンス | 〇 |
その他 | スペイン人の亭主。ご飯和洋折衷。共同のお風呂と個別お風呂が選べる。 |
本日の出費
- 宿泊費(夕食のみ)
- 6,000円
- コーヒー代
- 150円
- 計 6,150円